中川 周士

中川木工芸 主宰

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昭和43年(1968年)京都生まれ。京都精華大学美術学部立体造形学科を卒業、父である中川清司の元で木工道に入る。父の人間国宝認定を受け2003年滋賀県大津市に自身の工房を開 き独立、中川木工芸 比良工房をたち上げる。

1968年京都市生まれ
1988年京都精華大学美術学部立体造形に入学 現代美術を学ぶ
1992年京都精華大学美術学部立体造形卒業
1992年

父清司(重要無形文化財保持2001年認定)に師事
木工の道に入る

1996年京都美術工芸展(美術部門)優秀賞
1998年京都美術工芸展(美術部門)大賞
1999年京都美術工芸選抜展(美術部門)招待出品
2003年滋賀県滋賀郡志賀町に自身の工房 中川木工芸比良工房を開く
2010年シャンパンクーラー KONOHA がドンペリニオンの公式クラーに認定される
2012年

フランスメゾンエオブジェに出品
伝統工芸ユニット GOONに参加

2013年ミラノサローネ(フォーリオサローネ)出展
2015年パリで個展
2016年

銀座和光 二人展
KI-OKEスツールがビクトリア&アルバート
ミュージアムに永久コレクション 2017年 KI-OKE
スツールがパリ装飾美術館に永久コレクション

2017年

ロエベ クラフト プライズ ファイナリストとなる
世界巡回展示
京都大丸画廊にて個展

2018年

匠の森展 POLAミュージアム 銀座
もう一つの工芸未来派 銀座和光

GO ON

伝統工芸から、
多分野の結節点を拡げていく

京都を拠点に、伝統工芸を受け継ぐ6名の活動、「GO ON」。
伝統工芸を軸とし、アート、デザイン、サイエンス、テクノロジーなど、
幅広いジャンルとの接点をつくり、橋渡しとなるプロジェクトも展開しながら、
伝統工芸のさらなる可能性を探っていきます。
未来をつくる活動を通して、これからの時代の豊かさを考え続けます。

Thought and Action

考え方、活動としての「GO ON」

「GO ON」とはなにか。
彼らの姿勢は一貫しており、ぶれることもない。けれど、その活動内容をひとことで表現するのは容易ではない。幅広い分野に関心を抱き、動きながら、重要な問いをさまざまに投げかけているからだ。こうして文章を記している間にも、彼らは自分たちがすべきことをさらに話しあい、さらに前へと進んでいることだろう。

京都を拠点とする伝統工芸の担い手によって、GO ONが始動したのは2012年。
6社の後継者となる6名がメンバーだ。それぞれが自身の制作活動に専念すると同時に、プロジェクト・ユニットである「GO ON」として結集、自由で柔軟な視点で互いに刺激を与えあう環境を大切に、すでに積極的な動きを展開してきた。

アーティザンスピリッツを軸に、それぞれの手や身体を動かしながらなされる有機的な彼らの活動は、さまざまな既存の枠から飛びだすかのようなエネルギーに満ちている。工芸の歴史や技術、精神をしかと受け継ぎ、工芸の世界に真摯に向きあいながらも、工芸の世界に留まらない影響を及ぼしているのだ。

アート、デザイン、サイエンス、テクノロジーなど、他ジャンルと工芸との間に橋をかける活動や、その結果としての表現にも果敢に取り組み、他ジャンルからの共感も呼んでいる。継承されてきた工芸の素材、技、製造工程の特色を最先端のテクノロジーと結ぶことで、かつてない創造の可能性そのものを示唆する動きももたらしている。

ここで大切な点は、GO ONの動きは、工芸の枠をただ拡げようとする行為とは一線を画すものとなっていることだ。彼らは、ときに工芸の枠を大胆に超えながら、ものづくりの、あるいは現代における思考の可能性そのものを探っている。疑問に思うことがあれば、臆することなく切り込みながら。

さらに興味深いのは、探究を通した彼ら自身の考察が、再び、工芸のただなかに打ち込まれているという点だ。6名はこうも語る。「工芸の枠の外側にもあえて立ち、我々が工芸の流れの中心と思ったところに、思いっきり楔(くさび)を打ち込んでみる試みもしたい。問いを、止めたくない」

GO ONとは、未来を探り、可能性を思考し、実現していく動きそのもの。
ヴィジョンと行動という、創造を支える土壌そのものの重要性に始まり、ものづくりの価値や創造のプロセス、さらには生活の豊かさの意味を探り続ける、若き挑戦者たちの活動なのである。

文:川上典李子、デザインジャーナリスト

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